今日は、創業塾のメンバーに紹介してもらって、某所でセミナーを受けてきました。
講演者は、地域経営者の会の主催者。
話を聞いているだけで、バイタリティーだけでなく人徳、根性があり、義理、人情を重んじる方であることがひしひしと伝わってくる
良い感じの社長さん。
なのに、
そこはかとなく漂ってくるこの不快感は何??
なんだろな~と思ってちと考えてみたら、いましいました、そんな奴が、ちょ~身近に...
何の事は無い、
うちのおやじにそっくりなんですよ言うことが
うちのおやじの方が、二回りくらい小物ですけどね
それに気づいてしまってからというもの、ど~しても、話が素直に聞けません。
もうこうなると、長所に思えた事が、すべて短所に思えてきます。
っと言うわけで、講演は、右から左にスカッと通り抜けていってしまいました
ちなみに、私のおやじ嫌い具合はと言うと 「おやじの会社があるのに自分で全く別の会社を援助をもらわずに作っちゃうくらい」。
そんなのくらいとお思いかもしれませんが、中小企業にとって、事業継承は一大問題なのです。
後を継ぐべき人間がいるにもかかわらず、継がない。しかもサラリーマンとかしてる訳じゃなく。全然別の会社を勝手に作ってる。会社自体が高齢化する中で、従業員としても納得いかないでしょ?
そして、何が嫌って 「自分の人間の大きさを考えずに、情に厚くて、親分肌な所が最低」 ですね。おまえそんな器じゃねぇよ、って感じ...
まっ、世間的には今日の講演者と同じ良い社長さんなんですけどね。
ほら、うちのおやじ、二回りほど小物だから
情に厚いのも結構ですが、そこには必ずプライオリティーをつけるべきです。自分のリソース(思考力、資金力、時間、労力他)には限りがあります。
どうでも良い何(誰)かにリソースを割いたら、大切な何かに割くべきリソースが減っているのを常に意識すべきです。
例えば、プライオリティーの円の中心から、自分、家族、従業員、取引先、町、市、県、国...
内側が満たせねぇ人間が偉そうに、飛び越して外側満たしてんじゃねぇよ。お前はいったい何を守りたいんだ!!って感じでしょうか。
そして、私、社長は、裏方だと思っています。
社員みんなが、全力で働ける環境を作る。それが、社長の仕事。それが出来れば利益なんて自ずとついてくる。
私のおやじのように、皆の先頭に立って気合いと根性で仕事をしたら、社長さん自身に充実感や花はありますが、せいぜい数十人しかまとめられませんし、従業員のハッピーは後回しです。
彼には20年という実績がありますが、私にはど~しても時代遅れの中小企業の経営者としかうつりません。
そんな彼が、私が会社を作るときに言っていました「俺の会社より先に、お前の会社が潰れたら俺の勝ちだぞ」。
そう、
私は、誰よりおやじに負けられないんです